「Vigil/原潜ヴィジル 水面下の陰謀 シーズン1 エピソード5」
全部がつながっていく! という心地よさを感じながらも,いや,ちょっと繋がり過ぎとちゃうのん?? と思うところもある.
うまい説明があと1エピソードであるのかも知れないけど,もし,そこがストンときたら,もう,最高すぎる.今でも十分おもしろいのだけど,更に上に行くかどうかは最後まで観ないとな.
前回も言ったが,雨降って地固まる的な展開がアツい.
Welcome to the fuck-ups club!
個人的に今回好きだったのは,通信士とSilvaの会話.モールス信号用にね,とおたまみたいなのを渡すところ.笑
==== ネタバレしてるョ (間違ってるかもだけど 笑)
Kristenたちは,アイスホッケーの試合会場の観戦写真により,Inglesが反戦キャンプのBenと一緒にいるのを発見する.
Benは,警察の動きを察知して,Patrick Crudenのもとへ行き,Navy(原潜)がいかに危ないか,という証拠写真を見せる.そして,この情報のためにロシアからなにかされる,身の安全のために外国の領事館に匿ってくれ,と要望する.
Vigilでは,神経ガスがまかれたことがわかり,ミサイルブロックなどが閉鎖される.JackieがBurkeの死に関係しているらしいことが判明するが,もう危険は去ったのか,まだ敵が館内にいるのか不明だった.
Silvaは,解明のためには,Jackieの死体,現場を確認すべきだと主張する.SilvaとGloverは,ドライスーツを着込んで犯行現場の捜査のため,神経ガスが充満するエリアへ入る.
SilvaはJackieが脅されていたことを発見し,SilvaとGloverは,Silvaとともに乗船したDowardが怪しいと気づく.
Silvaは計画通り,神経ガス散布のためのデバイスをミサイル室に運ぶがそこで待っていたのはDowardで,Silvaは,魚雷管に閉じ込められてしまう.
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・つながった!! → つながりすぎ???
Dowardが何かしら怪しいのは全員が気づいていたはず.一方で,こいつが,反Vigil的/反Navy的な動きをすることがかなり無理がある,とも感じていたはず.
つまり,,Dowardは,Burkeのreplacementとしてやってきたわけで,誰をreplacementとして送りこむかは,Navyの上層部のさじ加減であり,そうなると,上層部まで反Vigilなの?という陰謀論レベルの敵の巨大さが必要になるからである.
かならず,Dowardが送り込まれないと計画は成り立たないはずなので,そこが腑に落ちない.どうやって,Dowardを確実にreplacementとできたか,,
例えばBurkeの技術が特殊で,そのreplacementとしてはDowardしかいない,というポジションをDowardが持っているなら,,ま,ありうるかも,という計画である.
じゃぁ,,そうだとしよう.BurkeのreplacementはDowardと決まっていたとしよう.
この関係はどっちが先か,,BurkeのreplancementはDowardなので,ロシアはDowardを懐柔してロシア側につけた,,のか,,Dowardといううまくロシア側に引き込んだNavyの乗組員は,Burkeというやつのreplacementだった,,
仮想敵国のロシア側にNavyの者をつけさせるってのは至難の業のはず.だとしたら,まず,とにかく,抱き込んだのがDoward,というのが最初だろう.で,,コイツを乗船させるのにはBurkeを殺せばいい,と.
OK.そうならそれでOK. じゃぁ,DowardからたどりついたBurkeが,反戦キャンプのJadeと付き合っていて,Port Haversでの不祥事を告発したがっていて,,というあたりは,偶然そうだった,ということになって,え,そんなにつながってしまう? ということにならんかい? そんな風に思うのはワタシだけ?
やっぱり,最初の仮定がまちがっていて,まず,目をつけたのがBurke,でBurkeを殺したら,replacementとして送り込まれるのがDowardだから,Dowardを抱き込んだ?? いやー,無理あるやろ,,,,,,
まー,,どっちにしても無理あると思うけどなぁーーーー.
・ヒートストローク
あのドライスーツってのは,,海に入ってないと発熱する?? がばがば氷を入れられてたけど,,,,
昔むかし,,マリンスポーツの真似事をしているときに体格が似た友人のドライスーツを着たことが何度かある.けど,,,熱がどうのってなんもなかったしな,,
あのシーンは全然わからなかった,,
・Benのロジック
日頃から考えていたのかどうか知らないが,キャンプの女性から警察があんたを追っかけてるで,というメッセージを受けてからの動きが天才的.
そもそも証拠隠滅したかったJadeが撮った写真を,Navyがロシアスパイと接触,の証拠として出し,ほら,こんな危なかしいNavy(核兵器)はスコットランドから出ていけ,みたいな材料とする,そして,外国領事館/大使館?での保護を求める,,,
で,まんまと中国の領事館へと行くのだが,,,ここでのBenのロジックがよくわからない.
ロシアはこの写真を持っているやつは何が何でも殺しにかかる,自分の命が危ない,なので,,安全のために,I need political asylum at a foreign consulate. というのだ.そうなんか,,?? なんで, at a foreign consulateなんだ,,わからん,,
・Kristenの涙
Silvaの代わりにPoppyに誕生日プレゼントを届けるKristen.そこでSilvaの義理の父母から,共同親権に関することを聞かされる.
その後,Kristenは,車の中で静かに涙にくれる,,,,,
Why??? 流れからは,,,Silvaと別れる原因になったこと? (誰かに自分を紹介するということ?) の裏には,共同親権の話,話し合いがあった,ということっぽいけど,ここのつながりがわからない,,
Silvaに何かを期待していたが,Silvaは,共同親権に関する何かで,Kristenの期待には応えられていなかった,,それを,Kristenは自分への気持ちが足りない,ということで責めて二人は別れた,,と,,なんとなくの大枠は想像できるが,,
この辺り,サブプロットなんで,だいたいでいいわ,ということかも知れないが,あまりに理解できないので,,悲しい,,,,
Vigilの艦内では,一旦喧嘩した連中が,一体感を出し始めていて,すごくアツい.これまで全く絡んでいないDowardが敵なわけなので,全員がそれぞれの思いで,一旦はSilvaに対して敵対行動をとるが,ここへ来て思いは一つ! である.
Prentice, Hadlowの頼りがいのあること,,イイね.
さて,,Silvaは魚雷から発射されそうな勢いで,閉所恐怖症の彼女には閉じ込められていることも地獄なら,今後起こることも地獄なわけで,,,すごいクリフハンガーとなってる.
いやー,このミニシリーズはすごいぞ.
次も期待.